当院は今月で開業してから5年目となります。
いつも支えくださる飼い主様、スタッフ、そして家族に感謝です。
いつも支えくださる飼い主様、スタッフ、そして家族に感謝です。
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素敵なお花を頂き、ありがとうございました。 |
最近、診療に関する話題を提供できていなかったので、今回は当院で経験した珍しい病気を2つほどご紹介させて頂きます。
1つ目は「顎嚢胞」という病気です。歯肉の中に液体を貯めた袋ができ、下の写真のように歯茎が腫れます。放置しておくと歯や顎の骨が破壊されてしまうため治療が必要です。
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【手術前】歯茎が腫れているのが分かります。 |
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【手術後】歯茎の腫れが無くなりました。 |
2つ目は「腹膜心膜横隔膜ヘルニア」という病気です。お腹の中の臓器と心臓を分けている膜が
生まれつき上手く作られない病気で、今回経験したワンちゃんは肝臓と脾臓というお腹の中にある
臓器が胸の中にある心臓に向かって飛び出てしまっている状態でした。症状がない場合は経過観察することもあるのですが、今回は症状が見られたため手術いたしました。
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【手術前】青い矢印の所でお腹の臓器が心臓の中に入り込んでいることが分かります。 |
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【手術後】心臓とお腹の臓器がしっかりと分けられているのが分かります。 |
今回は珍しい病気をご紹介させて頂きましたが、ワンちゃんとネコちゃんにはたくさんの病気があります。
大切なワンちゃんとネコちゃんの健康を守るためにまずは予防を。
また、病気は早期発見・早期治療に努めていきましょう!
最後に、狂犬病の予防接種の時期が来ました。
今年も私が集合注射に参加するため、下記の日程で診察時間の変更があります。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い致します。
≪獣医師 大島≫