2012年10月15日月曜日

ワクチンアレルギー

昨日は栄の久屋大通公園で開催された動物フェスティバルのお手伝いに行ってきました。
たくさんの方々にご参加いただき、大変賑っておりました。

私は、名古屋モード学院の学生さんが子供さんにいろんな動物柄のメークをしている場所でお手伝いをしておりました。かわいい動物のメークをしてもらえるので、多くのお子さんがとても喜んでいました。お子さんがおられるご家庭の皆さんには特に楽しんでいただける場所であったと思います。その他にも、たくさんの催し物やイベントがありました。
ご興味のある方は来年是非ご参加ください。

病院を臨時休診とさせて頂きましたので、お電話頂きました方々には大変ご迷惑をおかけし致しました。申し訳ありませんでした。


今日は、「ワクチンアレルギー」に関しましてご紹介させて頂きます。
というのも、先日、当院でもかなり重度のアレルギー反応(いわゆるアナフィラキシーショック)が
おこりました。幸い、早期に対処ができたため大事には至りませんでしたが、注意が必要です。
ワクチンアレルギーは接種後24時間以内に起こる反応「顔が腫れる、痒がるといった皮膚症状、または嘔吐・下痢などの消化器症状」がおこります。また、すごーく稀に「低血圧・呼吸不全などの重篤な循環器・呼吸疾患がみられるアナフィラキシーショック」がおこります。

ワクチンはおそろしい伝染病から大切なワンちゃんやネコちゃんを守ってくれる大切なものですし、ワクチンアレルギーの発生は稀ですので必要以上に怖がりすぎることはありません。
しかし、もし発生した場合は適切な対処をすることがとても大切です。

したがって、ワクチン接種を受けられる場合は、
なるべく午前中にすること
・接種後最低5分は院内にて様子をみること
・接種後1日はお家で様子を見てもらい、アレルギー症状がみられた場合には受診あるいは
  ご連絡を頂くこと
といったことに注意してあげるといいと思います。

                                          ≪獣医師 大島真≫






 

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